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小荷物専用昇降機(ダムウェーター)のリニューアルとは?3種類のリニューアルについても紹介!

2022.12.05
安全性向上 運搬効率 導入のメリット

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)も他の建築設備と同じく、適切な保守メンテナンスを行っていても、部品の経年劣化による信頼性・安全性の低下は避けられません。

本コラムでは小荷物専用昇降機のリニューアルについて詳しく説明いたします。リニューアルをご検討の際はご参照ください。

小荷物専用昇降機の耐用年数

小荷物専用昇降機における主要な装置の耐用年数は、メーカーにもよりますが、おおよそ20年前後とされます。また、計画耐用年数を超えると、部品の供給期限に達し、修理ができない恐れも出てきます。そのため、より安全で、安心して小荷物専用昇降機をお使いいただくために、計画的な修繕が必要になります。

20年以上経過した小荷物専用昇降機は、部品の安定供給と安全性が向上するリニューアルをおすすめしています。

>>耐用年数について詳しく知りたい方はこちら

リニューアルの3つの種類

リニューアルは、その内容により3つの種類があります。

①フルリニューアル

小荷物専用昇降機を全て撤去・新設する「フルリニューアル」。全ての部品が新しくなるため、最大限の機能が活用できます。このフルリニューアル、は出し入れ口の「枠や敷居」、昇降路内の「ガイドレール」も交換するため、建築側の工事も必要となることから工期を長く見る必要があります。

②準リニューアル

ガイドレール・出し入れ口枠・敷居等の一部を既存のまま利用し、それ以外の機器を入れ替える「準リニューアル」。建築に関わる工事を最小にできるため、工期を短くすることが可能で費用も抑えることができます。小荷物専用昇降機の主要部品の多くを改修するため、信頼性も大幅に向上します。

③制御リニューアル

制御装置関連・駆動装置関連の機器を入れ替える「制御リニューアル」。制御盤や操作盤・スイッチ類など、駆動制御に関わる部品を入れ替えるので、動かなくなるリスクを低減することができます。費用や工期が最も少ないリニューアルです。

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事例① フロアタイプ新設工事

事例② 制御盤内インバータ交換

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