小荷物専用昇降機(ダムウェーター)はどれくらい使用できるのか、疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
今回は、小荷物専用昇降機の耐用年数について解説致します。
一般的にエレベーターの法定償却耐用年数は17年、計画耐用年数は25年と定められています。
法定償却年数とは、税法上の資産価値を表した年数です。種類・用途ごとに法令で細かく定められており、減価償却費の計算の基礎となります。
また計画年数とは、物理的な寿命を表した年数です。小荷物専用昇降機もこれと同様となり、おおよそ20年前後の寿命となります。
一方で小荷物専用昇降機も機械ものですので、定期的な保守点検をおこない、ある程度寿命を延ばすことが出来ますが、保守点検のみで永久的に使い続けることは不可能です。また保守点検を実施していても、ある一定の年月が経過すれば各部品の劣化や性能の低下などは進行し、保守点検だけで防ぐことは出来ません。またそれらによる部品の劣化や性能の低下などが進行すると、故障の増加や故障による停止期間の長期化、部品製造の中止に伴う問題などが発生する恐れもあります。
20年以上経過した小荷物専用昇降機は、安全性・信頼性の向上、場合によってはコストの削減、さらには利用者様に安心してご使用していただくためにもリニューアル工事をおすすめいたします。
リニューアルをご検討の際は、ぜひマイクロエレベーターにご相談ください。
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