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古いダムウェーターは全撤去更新しなきゃいけないの?

2026.01.19
コスト 導入のメリット 基礎知識

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)を長く使っていると、避けて通れないのが「老朽化への対策」です。メンテナンス会社から「そろそろ更新時期です」「部品の提供が終わります」などの理由から提案された見積書に「全撤去更新」や「制御リニューアル」といった言葉が並び、戸惑う方も多いのではないでしょうか?
今回は似ているようで全く異なるこれら2つの手法について、違いと選び方のポイントを解説します。

1.全撤去更新(フルリニューアル)とは?

「全撤去更新」は、その名の通り今ある昇降機をすべて取り壊し、新しい製品に入れ替える方法です。

【施工内容】
・かご、昇降路内のレール、巻上機、扉、枠(枠残しの場合あり)に至るまですべて新品に交換します。
【メリット】
・最新の安全基準に完全対応できる・故障リスクが劇的に下がる・昇降スピード向上や静音化など性能が向上します。
【デメリット】
・費用が高額(制御リニューアルの2倍以上になることも)・工期が長く、建物の壁を壊すなど建築工事が必要になる。
・工事前から完了後まで厨房機器を撤去しておく必要がある。

2.制御リニューアルとは?

「制御リニューアル」は「まだ使える鉄骨やレールは残し、心臓部と脳にあたる部分だけを新しくする」方法です。
【施工内容】
・主に「制御盤」「操作盤」「巻上機」「ワイヤーロープ」などを交換します。
【メリット】
・コストを大幅に抑えられる・工期が最短1日~2日程度で短い・主要部品交換で供給停止のリスクを回避できる。
【デメリット】
・「かご」や「レール」「出し入れ口の扉」などは古いままなので、未交換部分の故障リスクは残る。

3.どちらを選ぶべき?飲食店様が判断するための「3つの基準」

1.「建物の残り寿命」で考える。
あと20年以上この場所で営業を続ける予定で、なおかつ大規模改装のタイミングがあれば「全撤去」が理想です。しかし、あと10年前後のスパンで考えているなら、機器を動かすリスクを負ってまで全撤去するメリットは薄く、「制御リニューアル」が現実的です。

2.昇降路のサビ」で考える。
扉を開けて中を覗いた際、レールや枠が腐り落ちそうなほどサビていなければ、「制御リニューアル」で十分延命可能です。もし腐食が激しい場合は、厨房機器を動かしてでも全撤去を検討せざるを得ません。

3.「営業できないリスク」で考える。
全撤去は「1~2週間の店休」を伴う可能性が高く建築工事費用もかかります。一方で制御リニューアルなら、定休日や深夜作業だけで完了できるケースが多いため、営業利益を優先するならこちらに軍配が上がります。

「全撤去」を勧められる事が多いと思いますが、「既存枠利用」や「使える部品は残す」プランも提案させて頂きます。「保守業者から更新の提案があった」「老朽化が心配…」などのご不安をお持ちの方は、一度ご相談ください。

お問い合わせはマイクロエレベーターまで

マイクロエレベーターでは、新設やリニューアルだけではなく、部品のみの修繕も行っております。お困りごとがございましたら、マイクロエレベーターまでお問い合わせください。

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