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小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の戸を開いたままだと警報音がなる理由は?

2023.05.11
運行管理のポイント 使用上の注意

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)をご使用されていて、戸を開いたままの状態で作業していると、3分間以上経つとブザー音や「扉を閉めてください」という合成アナウンスが鳴りだします。これは「戸開放防止警報装置」が働いたからです。

「戸開放防止警報装置」は何のための機能?

この機能は「出し入れ口の戸が手動開閉式のものにあっては、戸開放防止警報装置を設けること」という決まりに則って設けられた機能で、
使用する方の安全を守る大切な役割を持っています。

▼出し入れ口扉についての解説はこちら!


小荷物専用昇降機のほとんどは出し入れ口の戸は手動によって開け閉めをするタイプです。忙しいと閉め忘れる可能性があります。
戸が開いたままになっていると、他の階で使いたい方がいた時に安全装置が働いて動かすことができず使うことができません。そういった事態を防止するためにお知らせすることが必要となります。

火災の際の大切な役割も

また、戸が開いたままの状態で、万が一、小荷物専用昇降機の近くで火が発生した場合は、
昇降路(エレベーターシャフト)から他の階へ一気に煙や炎が広がることを防ぐ目的もあります。
昇降路(エレベーターシャフト)は煙突状になっているため、特に下の階から上の階に煙が広がってしまう可能性があり大変危険です。それを防ぐためにも戸を閉める必要があります。

3分間以上戸が開放されたときに警報音や自動アナウンスで発するものとされています。
もし3分間以上戸を開けて作業したい時には、お手間でもいったん戸を閉めて再度開けて作業していただきますようお願い致します。

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運営元の会社:株式会社 マイクロエレベーター 

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