普段の生活の中で、小荷物専用昇降機(ダムウェーター)を使用する機会は少ないかと思います。あまり馴染みのない小荷物専用昇降機ですが、操作の仕方は簡単です。どのように操作をして荷物を運ぶのか、ご紹介致します。
小荷物専用昇降機には、フロアタイプとテーブルタイプがあります。フロアタイプは、手押し車に載せた荷物などの比較的大きな手荷物を運搬する用途に用いられます。テーブルタイプは、手で荷物を出し入れしテーブルに荷物を載せて運搬します。
どちらのタイプの昇降機でも使い方はほぼ同じです。
まずは、操作盤を使って自階にかごを呼びます。かごを呼んだら扉を開けて荷物を載せます。荷物を載せ終えたら扉を閉め、操作盤の目的階のボタンを押して荷物を送ります。目的階に荷物が届いたら、扉を開けて荷物を取り出し、扉を閉めたら完了です。
安全に使用していただく上で、注意点があります。まずは荷物をかごに載せる際に荷物がはみ出していないかを確認することです。荷物のはみ出しや荷崩れがあると、リフトの故障や荷物損傷の原因となるため、注意をする必要があります。そして荷物を送る際は、扉を確実に閉めることです。扉が完全に閉まっていないと、かごは動かない仕様になっています。停止階全ての扉が閉まっている必要があるので、操作盤のランプを確認してからご使用ください。
以上の点に注意していただき、安全に小荷物専用昇降機をご使用ください。