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扉の開閉をスムーズにする「扉用ワイヤー」について解説!

2022.11.30
用語解説 部品解説 基礎知識

扉の開閉に扉用ワイヤーが役立っていることをご存知でしょうか。
荷物を運ぶ時に目にすることは少ないですが、大切な役割を果たす、扉用ワイヤーについてご説明致します。

扉用ワイヤーの役割

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の扉用ワイヤーロープは扉の開閉に欠かせないものです。扉用ワイヤーロープがあることで力をあまり使わずにスムーズに扉に開閉をすることができます。

ワイヤーロープをシーブと呼ばれる滑車にかけ、端部は重りと扉に取り付けてバランスを取ることで扉の開閉ができるようになります。ワイヤーの太さは3mmまたは4mmが多く使われています。

扉用ワイヤーの構造

次にワイヤーロープの構造についてご説明します。ワイヤーロープは素線を数多く組み合わせた複雑な構造をしております。素線をより合わせた[ストランド]を複数より合わせることで1本のワイヤーロープとなります。ワイヤーロープの特長としましては、耐衝撃性に優れており、柔軟性に富んでいるため取り扱いが容易です。

小荷物専用昇降機の扉は操作盤と並びご利用者さまが触れる機会が多い部品です。扉に用いられているワイヤーロープが老朽化してくると、扉の開閉時に重くなるなどの支障をきたします。

老朽化したまま使用を続けていると最終的にはワイヤーロープが破断してしまいます。扉の開閉時にワイヤーロープが破断した場合には扉に手を挟まれたり、扉が外れて思わぬ事故につながる危険性があります。

安心・安全に末永く小荷物専用昇降機を使用していただくために定期的な点検・交換をおすすめいたします。

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扉用ワイヤーの施工事例をご紹介!

事例① 扉用ワイヤーロープの交換

運営元の会社:株式会社 マイクロエレベーター 

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