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なぜ定期的なメンテナンスは必要なの?

2025.10.22
保守メンテナンス 保守メンテナンス

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)は、荷物を載せて運ぶリフトですが、人が載せたり下ろしたりと人の手で作業を行います。そのため、事故が起こった場合、怪我に繋がる大変な危険が伴います。その事故を防ぐためにも、定期的なメンテナンスが必要です。

メンテナンスを行わなかった場合の危険

主ワイヤーロープ

主ワイヤーロープは、巻上機の綱車に張られており、昇降カゴを吊っています。何キロもの昇降カゴを吊っているため、設置時期が長いほど主ワイヤーロープが伸びたり、素線切れが起こったり、脆い状態となります。その状態のまま使い続けると、主ワイヤーロープが切れて、昇降カゴが昇降路内を落下する恐れがあります。もし昇降機を使っている時に起こってしまったら、使用している人にも危険が及び、怪我をする恐れがあります。

▼主ワイヤーロープについて詳しく知りたい方はこちら!

外扉・内扉のワイヤーロープ

扉を吊っているワイヤーロープです。扉を支えているロープですので、主ワイヤーロープ同様、設置時期が長いほどロープが伸びたり、素線切れが起こったり、脆い状態となります。もし切れてしまったら、使用中に扉が落下し、使用されている人の手や体を挟む可能性があり、大変危険です。

▲切れそうな状態の外扉ワイヤーロープ

制御盤

制御盤は昇降機の司令塔です。その部分が故障してしまうと、各部品に司令が行かなくなりますので、昇降機が使えない状態となります。

制御盤は納期がかかり、故障があって交換工事をすることになってもすぐには修繕が出来ない部品になります。設定にも時間がかかり、工事が1日で終わらない場合もあります。

そのため、壊れてから修繕を行うのではなく、定期的にメンテナンスを行い交換時期が近づいたら交換するなど、事前に検討することを推奨しております。

▲制御盤

メンテナンスで行うこと

各部品の動作を確認し、劣化や摩耗、汚れを確認します。磨いたり、ボルトを締め直したりなど、その場で手入れや手直しが出来る場合は行い、調整をします。その場で調整を行えない場合は、修繕のご提案をさせていただき、早急な修繕をご検討していただけるようにお伝えしております。

部品によっては、製作に時間がかかる部品もあります。そのため、定期的なメンテナンスを行い、計画的に修繕を行うことで、常に安心安全な状態を保つことが出来ます。

▼メンテナンスについて詳しく知りたい方はこちら!

お問い合わせはマイクロエレベーターまで!

マイクロエレベーターでは、部品修繕、リニューアル工事、撤去工事、メンテナンス、法定検査など、小荷物専用昇降機に関わることであれば、ご対応させていただいております。設置メーカーや小荷物専用昇降機の状況によってはご対応が難しい場合もありますが、ご不明な点等ございましたら一度お問い合わせください。

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