小荷物専用昇降機(ダムウエーター)は定期的なメンテナンスを行なわないと故障します。中には使用する方のうっかりミスや、無理な使用で故障してしまう事もあります。今回は小荷物専用昇降機(ダムウエーター)の扉の故障修理についてご紹介いたします。
小荷物専用昇降機(ダムウエーター)でのヒヤリハット事例のひとつで、扉を開けたら中の荷物が崩れていた。又はカゴの扉が開けっ放しだった事はありませんか?
私たち業者からしたら、カゴ扉が開いていても動いてしまうこの現象はヒヤリハットを通り越して恐怖でしかありません。
最近の小荷物専用昇降機(ダムウエーター)は殆どの機種がカゴ扉にも安全スイッチが付いていますが、ひと昔前の機種だと、カゴ扉に安全スイッチを付けていないケースが多く、外扉が閉まっていれば、カゴ扉が開いていても動いてしまいます。
カゴ扉が有るから、昇降中の引っ掛けを防ぐことができます。しかし、カゴ扉安全スイッチが付いていないと、カゴ扉が開いていても動いてしまうので荷物を引っ掛けるリスクが高くなります。外扉が閉まっているので、使用者に危険は及びませんが、荷物とダムウエーターにとっては大問題です。
カゴ扉が閉まりきっていない状態で小荷物専用昇降機(ダムウエーター)を動かしてしまい、はみ出た台車が外扉に引っかかってしまいました。扉レールは大きく変形して、扉も歪んでしまっています。
メーカー品で在庫が有れば、数日有れば交換できます。メーカーが廃業していると、扉の製作は設計から行います。製作納期は短くても数週間かかるため、長期間リフトの使用が出来ません。また、費用も高くなってしまいます。
食事を運ぶリフトは水回りで使用するので、とても錆びやすいので、錆に強いステンレス製の扉に交換しました。見た目でもわかると思いますがピカピカ綺麗でとても衛生的です。
マイクロエレベーターでは、新設やリニューアルだけではなく、部品のみの修繕も行っております。お困りごとがございましたら、マイクロエレベーターまでお問い合わせください。