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昇降路内へ侵入!点検口について詳しく解説!

2023.03.07
法律・法規 基礎知識

機械室の点検口は、人が容易に出入りすることができる大きさが必要であり、幅および高さがそれぞれおおむね60㎝以上であることが望ましいです。

ただし、機械室機器の保守点検を最上階で出し入れ口側から機械室に入らずに行うことができる場合、または昇降路を含めて一体化して製作し、ユニットに分割したユニット型の小荷物専用昇降機(ダムウェーター)等で、機械室に入らず保守点検を容易に行えるものにあっては、この限りではありません。

また点検口には、関係者以外の人間が出入りしないように施錠付きの扉を設ける必要があります。この扉は防火上の観点より鋼製の扉とする必要がありますが、地階または3階以上の階に居室がない建物に設置する小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の機械室等の場合は鋼製以外の扉でも良いとされています。


機械室の保守点検を容易にするため、点検口に至る経路を確保しておくことが必要であり、その幅はおおむね60㎝以上とし、照明設備を設けるなどして適当に明るいことが求められるとともに、点検口の所在が明らかでないものにあっては、機械室の位置とこれに至る経路を最上階の出し入れ口付近に明示する必要があります。なお、機械室点検口が天井裏にある場合は、上げ天井のように直接点検口に至ることができるようにする必要があります。

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