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小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の心臓となる「巻上機」について解説!

2022.11.30
用語解説 部品解説 基礎知識

今回は、小荷物専用昇降機(ダムウェーター)を運転するための部品である、巻上機についてご説明致します。

巻上機の役割

巻上機は、「かご」と「つり合い重り」張ったワイヤーロープを昇降させて、小荷物専用昇降機を運転させます。制御盤からの信号を受け「かご」を上昇させたり、停止させたりします。小荷物専用昇降機の心臓となる部分です。 巻上機は、積載重量や昇降のスピードによってタイプが異なり、モーターの容量は主に1.5kwまたは2.2kwのものを使用します。電磁ブレーキという部品が巻上機に内蔵されており、電気が流れたらブレーキを開放する仕組みになっています。

ワイヤーロープがかかっている滑車部分をシーブと言い、この種類によっても型番が変わってきます。「シーブに架台がついているもの」「シーブに架台がついていないもの」「両側にシーブがついているもの」の3種類あります。

>>ワイヤーロープについてもっと詳しく知りたい方はこちら

巻上機の交換目安は?

点検の際は、潤滑状態の良否・油漏れの有無・運転時の異音や振動の状態・シーブ溝の摩耗などを確認します。

潤滑不良や運転時の音・振動に異常が見られ、調整不能の場合には交換が必要になります。シーブの溝が著しく摩耗し、運転時や停止にスリップが目立つようになった場合も交換が必要です。シーブの溝が摩耗した状態のまま仕様すると、ワイヤーロープが痛むだけでなくリフト停止時に段差出来てしまう可能性があるため、早めの交換をおすすめします。

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巻上機の施工事例をご紹介!

事例① 巻上機の交換

運営元の会社:株式会社 マイクロエレベーター 

>>株式会社 マイクロエレベーターのホームページはこちら

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