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小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の種類の違い

2025.12.24
用語解説 設置のポイント 製品情報 基礎知識

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)は、昇降かごに荷物を載せて運ぶ昇降機です。小荷物専用昇降機には種類があり、用途や建物の状況によって種類が選定されます。

■フロアタイプ

昇降かごは、最大幅1000mm×奥行1000mm×高さ1200mmの大きさで、台車ごと昇降機に荷物を載せることが出来るため、比較的大きな荷物を運びたい時に選定されます。最大積載量は500kgです。床面と水平になっているので、台車を載せる際も負担なく載せられます。

人が入れるくらいの大きさですが、あくまでも荷物を運ぶための昇降機のため、人が昇降機に乗ることは禁止されています。安全面から清掃を行う際も人が乗ることは禁じられ、モップなどの柄の長いもので清掃するよう注意を促しています。

▲フロアタイプ(操作盤はオプション仕様である保護カバーがついています)

■テーブルタイプ

床面から500mm以上の高さに出し入れ口があるタイプです。腰の高さで荷物を載せるため、比較的小さな荷物を運びたい時に選定されます。弊社で取り扱っている昇降機では100kgが最大積載量で、積載量によって昇降カゴの寸法も変わってきます。一番大きなもので幅750mm×奥行750mm×高さ900mm(積載量100kg)となります。昇降カゴ内は、仕切りがされており2段~3段ほどの棚のようになっているので、小さな荷物をいくつも載せて運ぶことが出来ます。

▲テーブルタイプ(操作盤はオプション仕様である保護カバーがついています)

■ユニットタイプ

フロアタイプとテーブルタイプは、建物自体に昇降路と呼ばれる空洞があり、その中を昇降機が上下するような構造になっています。一方、ユニットタイプは筒状になっておりこの空洞が昇降路の役割となっているため、その中を昇降機が動きます。出し入れ口はテーブルタイプと同じ仕様で、腰の高さで荷物を載せます。最大積載量もテーブルタイプと同様、弊社で取り扱っている昇降機では100kgとなります。

新設で設置する場合、フロアタイプとテーブルタイプは建物自体に昇降路を造る必要があり、大規模な建築工事が必要になります。ユニットタイプは、筒状になっている昇降機を置くだけとなるので、建築工事も簡易的な工事※で済み、既存建物にも設置することが可能となります。

※最下階に昇降機を固定するための土間工事、中間階に昇降機を通すための開口工事などが発生します。

▼ユニットタイプについて詳しく知りたい方はこちら!

▼ユニットタイプはこのように設置されます!

お問い合わせはマイクロエレベーターまで!

設置する建物や用途、使用する方の状況によって、昇降機の選定や細かい部分での仕様を提案致します。昇降機を動かす使用方法はどの機種も同じなので、簡単に操作が出来ます。ご不明な点やお困りごとがございましたら、マイクロエレベーターまでお問い合わせください!

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