小荷物専用昇降機（ダムウェーター）の荷物を載せる昇降カゴは、主ワイヤーロープ（主索）によって吊るされています。重い昇降カゴを支える主ワイヤーロープのため、メンテナンスが非常に重要な部品です。今回はその主ワイヤーロープについて、ご説明致します。

主ワイヤーロープの働き

小荷物専用昇降機（ダムウェーター）では、昇降カゴとカウンターウェイトに主ワイヤーロープを張り、バランスを取りながら巻上機で昇降させます。主に2本または3本のワイヤーロープを使用し、フロアタイプは径が8mm、テーブルタイプは6mmのものを使用しています。

主ワイヤーロープの点検

点検時は、ロープに摩耗がないか、素線切れが起こっていないか、よじれがないかなどを確認します。表面にこのような症状が見られる場合が交換時期です。

昇降カゴは主ワイヤーロープによって吊られているため、万が一、素線切れが進み主ワイヤーロープが切れてしまうと、昇降カゴごと落下してしまう恐れがあります。事故や怪我に繋がる恐れがあり、大変危険です。

主ワイヤーロープは、昇降路内にあり点検担当者でないと確認出来ない部品ですので、定期的な点検を行う必要があります。素線切れなどの症状が発生しましたら、すぐに修繕をすることを推奨致します。

▼素線切れについて詳しく知りたい方はこちら！

お問い合わせはマイクロエレベーターまで！

修繕だけではなく、点検のお問い合わせも承っております。特に、数年使用しておらず使う予定が出来た場合などは、使用する前に点検をすることを推奨致します。ご不明な点や困りごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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