ご利用されている小荷物専用昇降機（ダムウェーター）が故障してしまった場合、大変お困りになるかと思います。動かなかったり異変がある時は、まず保守会社に連絡をして状況を伝えてください。またお客様で以下の項目を確認して頂くことで、故障原因の特定や復旧が早くなることがあります。ただし、昇降機の修理やメンテナンスは専門知識が必要な場合がありますので、安全を確保するためにも、まずはプロの技術者に相談することをおすすめします。

まずは安全の確保を

まず最初に、小荷物専用昇降機周辺の安全を確保します。昇降機が動かない状態でも、急に作動して事故が起きないようにするために、決して隙間からのぞき込んだり、無理に扉を開けたりしないでください。また、モーターが動きっぱなしの時はブレーカの電源を切にして安全を確保してください。そして、故障していること、動作がおかしいことを小荷物専用昇降機の管理者に報告し、故障中であることを掲示するなど、情報共有もお願いします。

確認事項

出し入れ口戸の確認

小荷物専用昇降機は全ての戸が閉まっていないと動かない仕組みになっています。そのため、全ての階の戸がしっかりと閉じているか、使用中灯が点灯していないか確認をお願いします。

エラー表示の確認

故障の原因を特定するために、小荷物専用昇降機の操作盤にエラーコードが表示される機種の場合、その内容を確認します。もし何か表示されていたり、または音声アナウンスが流れているある場合、保守会社にその内容を伝えたり、取扱説明書に従って手順を確認します。

電源再投入

一時的な故障やエラーの場合、小荷物専用昇降機の電源を一旦切ってから再投入してみることで、問題が解消することがあります。その場合、ブレーカや電源の入り切りは必ず安全を確保した状態で行ってください。

これらを確認していただいても復旧しない場合は専門知識を有するエンジニアが現地を確認する必要があります。保守メンテナンス会社に連絡して、修理やメンテナンスを依頼します。

最も重要なのは、小荷物専用昇降機の修理やメンテナンスには専門的な知識と経験が必要なため、お客様で無理に動かそうとせず、専門の会社に相談することです。弊社では多数の昇降機等検査員資格者をはじめ、多数の専門エンジニアがおります。小荷物専用昇降機（ダムウェーター）でお困りごとがございましたらお気軽にお問い合わせください。

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