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小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の主ワイヤーロープは何本使っているの?

2023.04.25
製品情報 小荷物専用昇降機の仕組み 部品解説 基礎知識

主ワイヤーロープ(主索)とは、昇降かご、つり合いおもりを吊っている、主となるワイヤーロープです。このワイヤーロープを巻上機で動かすことで、かごを上下させて荷物を運ぶことができます。

▼交換優先度の高い「主ワイヤーロープ(主索)」について解説!

小荷物専用昇降機の主ワイヤーロープは2本以上

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の主ワイヤーロープ(主索)は2本以上使用することと定められています。それは万が一、1本のワイヤーロープが破断した場合でも、残りの1本で昇降かご、つり合いおもりが落下することを防ぐためです。そのため、小荷物専用昇降機は2本以上のワイヤーロープが使用されています。

ロープ径について

この主ワイヤーロープは、ロープ径が6㎜または8㎜のものが多く用いられており、6㎜のワイヤーロープは主にテーブルタイプに、8㎜のワイヤーロープは主にフロアタイプに用いられています。また、昇降行程が高いケースでは10㎜のワイヤーロープが使用されることや、昇降行程に関わらずメーカーや機種によって3本のワイヤーロープが使われているなど、お客様のご使用環境によって設計が異なる場合もあります。 なお、この主ワイヤーロープは使っているうちに摩耗や経年劣化が起きる消耗品になります。小荷物専用昇降機の荷重を支える重要な部品のため、定期的な交換をお願いいたします。

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