小荷物専用昇降機（ダムウェーター）のかごには荷物の落下を防ぐ「安全棒」や「かご扉」がついています。

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これらはいずれも昇降時の荷物の落下・荷崩れによる引っ掛け事故を防ぐ役割があります。弊社では安全棒タイプのかごからかご扉タイプのかごへの交換を推奨しています。かご扉付きのかごへ交換するメリットをご紹介いたします。

①荷物落下の恐れがなくなる

安全棒はかごの端から端に斜めに棒をかけます。写真を見ていただくとわかりますがどうしても隙間が広くなってしまうので荷物がはみ出し、落下してしまう恐れが高いです。かご扉は仮に荷崩れを起こしたとしても扉の面で支えるため、しっかりとかご扉を閉じていれば落下の恐れがありません。

②引っ掛け事故の防止

安全棒の隙間から荷物がはみ出してしまうと、昇降路内の金物やレール等に引っ掛かり小荷物専用昇降機が停止してしまいます。荷物のはみ出しによる引っ掛け事故はとても多いです。停止するだけでなく、場合によっては部品が破損してしまうこともあり大変危険です。

③衛生面の安心

安全棒は隙間が多いため、昇降時に昇降路内のホコリ等がかごの中に入ってきてしまう恐れがあります。かご扉を閉めていればそういった心配もありません。

安全棒からかご扉に交換するにはかごを一式交換する必要があります。荷物の引っ掛け事故を減らしたい等、小荷物専用昇降機の安全性をより高めたい方はぜひご検討ください。

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