どれも同じように見える小荷物専用昇降機(ダムウェーター)ですが、かごの大きさや積載量の違いによって、多くのかごの標準サイズがあります。小荷物専用昇降機の規定と合わせて、ご説明致します。
小荷物専用昇降機は、エレベーターに似た構造の昇降機ですが、建築基準法施行令に「物を運搬するための昇降機で、かごの水平投影面積が1㎡以下で、かつ、天井の高さが1.2m以下のもの」と規定されています。
このように、人が乗らないことが前提条件とされていて、かごの大きさが制限されていることから、小荷物専用昇降機の構造はエレベーターより大幅に緩和されています。
また、定格積載量は500㎏以下に決められています。これは小荷物専用昇降機はその名と通り、手で出し入れができる程度の「小荷物」を運搬するためのものであるため、500㎏が限度となってます。
なお、マイクロエレベーターでは、かごの標準サイズを多くの種類ご用意しています。
例えば、フロアタイプの一方向出し入れ型では、
①間口850×奥行1150×高さ1200㎜、②間口900×奥行900×高さ1200㎜
③間口900×奥行1100×高さ1200㎜、④間口1000×奥行1000×高さ1200㎜
の4種類があり、これ以外のサイズも規定内であればオプション製作が可能です。
また、積載量もテーブルタイプの30㎏からフロアタイプの500㎏まで、ご利用状況に応じた選定が可能です。
各タイプの小荷物専用昇降機について下記のページにも記載しておりますのでぜひご覧ください。
>> フロアタイプについてはこちらから
>> テーブルタイプについてはこちらから
>> ユニットタイプについてはこちらから