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小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の故障を減らすには?

2024.04.16
故障防止 使用上の注意

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の故障は部品の劣化や破損等による機器的な故障もありますが
使い方によって起きてしまう人為的な故障も多いです。

故障が起きてしまうと専門の業者が復旧作業をしないと再使用はできません。
作業が止まり、故障対応費用もかかってしまうと考えるとなるべく故障を起こさずに使用したいですよね。

今回は故障を防ぐ、快適に使用するために気を付けていただきたいことを紹介いたします。

荷物を載せる位置と量

人為的な故障で特に多いのが荷物の引っ掛けによるかごの停止です。

荷物を載せるとき、昇降かごの手前側ぎりぎりに置いてしまうと昇降機が動きだしたときに荷物がずれ
安全棒の隙間からはみ出てしまうかもしれません。
内扉がある場合でもうまく内扉が閉まらず緊急停止してしまうこともあります。

また、昇降かごからはみ出るくらいに荷物を載せてしまうのも同様にはみ出してしまう可能性が高まります。
既定の積載量を超えていなくても柄の長いモップや今にも崩れそうな荷物の置き方は危険です。

なるべく昇降かごの真ん中に荷物を載せ、余裕を持った量を載せていただきますようお願いいたします。

▲ しっかりと昇降かごの真ん中に台車が載っている例

出し入れ口扉の開閉

出し入れ口扉が少しでも開いていると昇降機は動作しません。
ドアスイッチという安全装置が扉が開いていることを感知するためです。
>>ドアスイッチについて詳しく知りたい方はこちら

扉はなるべくゆっくり優しく開閉をお願いいたします。
乱暴に開け閉めをしてしまうと扉が跳ね返り気付かないうちに扉が開いてしまうことがあります。

さらに扉用のワイヤーが正しい位置から外れ、扉を開閉するのに異様に力が必要になったり、
扉の開閉が上手くできなくなってしまうこともあります。

使用方法を見直して安全なご利用を!

上記のようなことを少し気を付けていただくだけでぐっと故障を減らすことができるかもしれません。

さて、機器の劣化具合や専門の業者でないとみることのできない昇降路内については
定期的なメンテナンスにより状態を把握しておくことが大切です。

メンテナンスに加入されてない方はぜひメンテナンス契約をご検討ください。
>>マイクロエレベーターのメンテナンスについてはこちら

>>小荷物専用昇降機のお見積り・ご相談はこちら

>>小荷物専用昇降機に関する動画はこちら

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