小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の出し入れ口の扉は閉めずに一定時間以上開けたままにしておくと警報が鳴ります。
これは戸開放防止ブザーが働くためです。
長い時間作業をしなければならず、警報が鳴ってしまったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この戸開放防止ブザーはなぜ必要なのか紹介いたします。
戸開放防止ブザーとは名前の通り小荷物専用昇降機の出し入れ口の扉を開けたままにしておかないように、
一定時間以上扉が開いたままだと警報が鳴る安全装置です。
小荷物専用昇降機は荷物運搬専用の昇降機です。誤って人が乗ってしまったら大変危険です。
扉が開いたままになっていると簡単に人が乗り込めてしまいます。
危険な事故を未然に防ぐため、出し入れ口の扉が開いていることを利用者の方に知らせようと警報が鳴るのです。
さらに、出し入れ口の扉が少しでも開いていると安全装置が働き小荷物専用昇降機は動作しません。
他の利用者の方のためにもこまめに扉を閉じていただく必要がございます。
▼小荷物専用昇降機の安全な使い方についてもっと詳しく!
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利用者の方に扉が開いていると気付いていただくために扉が閉まるまで警報音は鳴り続けます。
作業をされていると鬱陶しく感じてしまうかもしれません。しかし、利用者の方の安全を守るための大切な安全装置です。
もし戸開放防止ブザーが鳴りましたら一度扉を閉めていただきますと警報は止まりますので
慌てずに扉を閉めていただきますようお願いいたします。