小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の入口には、”三方枠(さんぽうわく)”があります。今回は、三方枠についてご説明致します。
入口の左・右・上部※の三方に設けられた枠のことを指します。(※下部には枠は設けられておらず、フロアタイプでは敷居・テーブルタイプではテーブルと呼ばれるパーツが付いており、段差なく、フラットに荷物を出し入れできるようになっています。)
この三方枠は入口部を丈夫にするために取り付けられています。 丈夫にするために取付られている三方枠ですが、荷物やお食事・給食などを運搬する時などにぶつけてキズや凹み、塗装剥がれが生じたり、清掃時の水やお料理による汚れを放置することで錆が生じることが非常に多い部分です。
小荷物専用昇降機の運用には直接影響のない部分にはなりますが、三方枠にキズ・凹み・塗装剥がれ・錆が生じたまま使用を続けるのは衛生面を考えると好ましくありません。 三方枠のみを新しいものへ入れ替えることはできますが、建物の壁を一部撤去したり、新規取り付け後は壁を補修する必要があるので、1箇所交換するだけでも工期が5日以上かかります。
また、壁の撤去などで作業音が大きい工事となってしまうため、夏季休暇などの長期休みの時期でないと実施が難しいです。 そこでマイクロエレベーターでは『ダイノックシートを用いた三方枠を綺麗にする方法』をオススメしています。 新しいものへ入れ替えを行う工事と比べて、工期は10分の1、大きな作業音を発生させずに三方枠を綺麗にすることができます。 また、ダイノックシートを貼り付けた三方枠は錆が広がりにくくなったり、水拭きでのお手入れができるようになったりとより衛生的になります。
「小荷物専用昇降機をまるごとリニューアルする予定はしばらくないけれど、衛生的に利用を続けていきたい・・」という場合は是非ご検討ください。
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