小荷物専用昇降機(ダムウェーター)を選定される際に、各部の名称やそれらがどのように機能するのかは最低限知っておきたい部分ではないかと思います。 ここでは、一般的な小荷物専用昇降機の各部の名称、機能についてご説明致します。
■三方枠・敷居
昇降機出入口周りの枠で建物と昇降機の境目部分を指します。
操作盤やインターホン取り付けの受けになったり、裏側には扉用レールを取り付けます。
■出し入れ口扉
その名の通り、物を出し入れする口の扉です。
昇降かごが停止していない階では開かない構造になっており、人が昇降路に落下するのを防ぎます。
■昇降カゴ
その名の通り、荷物を載せて昇降されるための「かご」です。
その役割は荷物を載せるためだけでなく、リミットスイッチに反応して停止させるための部品やドアロックを解除するための部品、荷崩れを防ぐ内扉、レールに沿って真っ直ぐ昇降するためのガイドシュー等も付いています。
■カゴ扉
カゴ内についている扉の事で、リフトの昇降時に荷物が落下するのを防いだり、引っ掛け事故を防止するためのものです。
■操作盤
各階にカゴを送ったり、他階にあるカゴを呼び寄せるためのボタンです。 また、ランプ表示により今どの階にカゴが停まっているかを把握することができます。
■インターホン
各階と連絡を取る信号装置です。 荷物の上げ下げを他階に知らせたり、他階での使用状況を確認するのに用います。 また、弊社の小荷物専用昇降機は、上記各部を充実させることにより、操作性、機能性、安全性に加え、自動省エネモードの採用で消費電力の削減を実現し、環境に配慮した性能を備えました。
少しでもご興味をお持ちいただけましたら、小荷物専用昇降機ページにて詳細をご覧ください。