小荷物専用昇降機(ダムウェーター)は、「小荷物」といっても学校では給食、飲食店では食膳を運ぶためにも多く使用されます。そのため、衛生面にも気を付けて使用したいという声は多く聞かれます。その衛生面の対応の一つとなる、「ダイノックシート」について解説致します。
ダイノックシートとは、スリーエム(3M)から販売されている、「ダイノックフィルム」とも呼ばれる装飾フィルムのことです。シールのように片面に粘着剤が付いており、薄く柔軟な素材のため、あらゆる内装に貼ることが出来ます。バリエーションも豊富なため、建物の内のデザインに合わせて選ぶことが出来ます。
小荷物専用昇降機で錆びやすい箇所の一つとして、三方枠が上げられます。三方枠とは、小荷物専用昇降機の外扉の上部に横1本、左右に縦1本ずつの3つの方向に設置される枠組みのことを指します。荷物を載せた台車が三方枠に当たることで傷がつき、そこから塗装が剥がれたり錆が発生したりして、見た目の悪い状態になってしまいます。剥がれた塗装が食べ物に入ってしまう可能性もあり、衛生面でもとても気になります。
そんな時、「ダイノックシート」を三方枠に貼ることで、とても清潔感を保てるようになります。機能的にも優れており、貼った後にぶつかってしまってもシートは傷が付きにくく、綺麗な状態を保てます。それだけではなく、耐久性も優れているため、劣化も少なく汚れても水拭きが出来るため、お手入れも簡単です。
三方枠にダイノックシートを貼る工事の時間は数時間と1日かからずに作業が完了します。ほぼ音も出ない工事になるため、工事を気にせずに過ごすことが出来ます。
三方枠を丸ごと交換すると時間も費用もかかり、負担が大きくなりますが、ダイノックシートでの工事は時間や費用による負担も小さく済みます。
▼ダイノックシートの施工工事について詳しく知りたい方はこちら!
ダイノックシートの工事について詳しく聞きたい!こんなことが困っている!など、小荷物専用昇降機に関するお問い合わせがございましたら、お気軽にマイクロエレベーターまでご連絡ください!