ご使用されている小荷物専用昇降機(ダムウェーター)が古く、年数が経過している場合、修理ができるのでしょうか。
結論から申し上げますと、壊れてしまっている部品だけ交換して修理できる場合と、できない場合があります。
設置されてから年数が経過している場合、部品の生産が終了している場合や、メーカーの部品供給が終了していることがあります。また、製造者が閉業しているケースもあり、問い合わせ先が見つからないケースもあります。
その場合は、全面的なリニューアルも検討する必要がありますが、全面リニューアルは全て新しくなる一方、建物に埋め込んである部分を一部解体する必要があることや、建築工事まで含めた費用面、また工事期間中はリフトが使用できないなど、様々な点を考慮する必要があります。
一方、生産が終了している部品でも、後継品がある場合や代替品で修理できることもあります。また、現在製造されている現行部品を使い、付属品などを現場に合わせて作ることで修理できる場合もあり、古い小荷物専用昇降機については、その現場ごとに調査・検討することが求められます。
そして、リニューアルの方法も、全面的な撤去リニューアルではなく、枠などを既存のまま利用して、内部を入れ替える“準”撤去リニューアルや、制御機器のみを更新する制御リニューアルもあります。
また、小荷物専用昇降機の修理や修繕は、経過年数だけでなく、機種や環境、そしてご使用状況や劣化具合からも総合的に判断する必要があります。
弊社ではお問い合わせ後、現地状況を確認し、どのような修理方法がお客様にとって最適かご提案をさせていただきます。お悩みのことがございましたら、ぜひお気軽にお申し付けください。
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