小荷物専用昇降機（ダムウェーター）の操作盤（操作ボタン）には、目的階ボタンのほかに「停止」や「止」、「STOP」というボタンが付いています。これはどんな時に使うのでしょうか。

小荷物専用昇降機（ダムウェーター）の操作盤は、各階の出し入れ口付近に設置され、荷物やお食事を他の階に送りたい時や、昇降カゴを自分がいる階に呼びたい時にボタンを押して使います。

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その操作盤には必ず、緊急時に停止させるためのボタン（非常停止ボタン）が設置されています。これは、動いている時に何か異常があった場合、非常停止させるためのボタンです。

小荷物専用昇降機（ダムウェーター）の構造に関する規定には「使用中に異常が生じた場合には、カゴを停止させることができるように、非常停止ボタンを各出し入れ口の操作盤またはその近辺に設ける必要がある」とあります。そのため、メーカーが異なっても、この非常停止ボタンは必ず設置されています。

普段あまり使われない方の中には、もしかしたらこの停止ボタンで毎回停めると思われている方もいらっしゃるかもしれません。小荷物専用昇降機（ダムウェーター）は目的の階に到着すると、スイッチが働いて自動的にストップする仕組みになっているため、普段のご利用時には、この非常停止ボタンを押すことはほとんどありません。この非常停止ボタンは、動いている最中に緊急停止させたい時（例えば、「荷崩れをして大きな音がした」「動かしたら普段と違う異音がした」など）に押すボタンになります。あまり使わないボタンかもしれませんが重要な役割を持っていますので、普段の日常点検では動作に問題がないことのご確認や、また、劣化がある場合には交換をご検討いただくなど、安全にご利用いただきますようお願い致します。

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弊社では古くなった操作盤を交換した実績も多くございます。お困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。

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