小荷物専用昇降機（ダムウェーター）にはユニットタイプ、テーブルタイプ、フロアタイプの3種類のタイプがあります。
それぞれの特徴について解説致します。

◆ユニットタイプ

ユニットタイプは、昇降機と昇降路が一体化しているのが特徴で、スリムな設計の小荷物専用昇降機　　です。
　積載量が30㎏、50㎏、75㎏、100㎏となっており、料理や書類の運搬に適しているため、飲食店や保育園、オフィスへの導入が多いのがこのユニットタイプです。
昇降路と制御機器等が一体になっており、昇降路の築造が不要になる為、施工は短期間で、最短１日で工事が完了します。取り出し口の高さは85ｃｍ程で、大体人間の腰と同じくらいの高さです。

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◆テーブルタイプ

テーブルタイプは、腰の高さに出し入れ口を設けることでき、飲食店や保育園の配膳用だけではなく、オフィスや図書館の書類など、軽量物の運搬に幅広くご活用いただけるタイプの小荷物専用昇降機です。
　積載量は30㎏、50㎏、100kgとなっており、軽量物の運搬に適しています。昇降かご内の棚板は荷物の高さに合わせられる可変式を採用。瓶のような高さのある荷物は棚板を取りはずして、飲み物や書類は棚に並べて運搬することができますのでスペースを有効活用することができます。

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◆フロアタイプ

フロアタイプは、出し入れ口がフロア（床面）と同じ高さにあるため、大量の荷物や大型の荷物を台車やコンテナに載せたまま積み込むことができる小荷物専用昇降機です。
積載量は200㎏、300㎏、500㎏となっており、学校や病院の配膳、工場や倉庫の製品や資材の入出庫に適したタイプです。手運びに比べてより安全に、よりスピーディーに荷物を運ぶことが可能になります。弊社では小荷物専用昇降機の制御方式にインバータ制御方式を採用したことにより、昇降かごの着床精度が向上しております。従来製品と比べ昇降かごの着床位置が一定でフロアとの誤差がほぼなくなりました。昇降かご停止時にもスローストップ機能を搭載しておりますので積荷への衝撃を軽減し、荷崩れの心配も不要です。

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