小荷物専用昇降機(ダムウェーター)は荷物の運搬を手助けしてくれるとても便利な建築設備ですが、機械ですのでエラーが発生したり故障が起きてしまうこともございます。使用していて「いつもと少し違う気がする」と違和感を感じたときは昇降機に詳しい専門の作業員が確認をした方がいい場合がございます。
今回は保守会社を呼んで小荷物専用昇降機を(ダムウェーター)を確認してもらった方がいい場合を2つご紹介します。

出し入れ口の扉がいつもよりとても重く感じる

荷物の出し入れを行う際、出し入れ口の扉を開けてかごに荷物を載せますが、出し入れ口の扉がいつもと違うと感じるくらい重い場合は注意が必要です。
扉用のワイヤーロープがプーリー(滑車)から外れてしまっている可能性がございます。このまま使用を続けてしまうと正しい位置にないワイヤーロープが他の部品に擦れたりすることで傷んでしまったり、素線切れが一気に進んでしまう可能性が高まります。
特に扉用のワイヤーロープは細い径のものを使っているためひどい場合はワイヤーロープが切れてしまうことも考えられます。

かごから台車を出すときに車輪が引っ掛かりやすくなった

かごから台車を出すときに車輪が引っ掛かって出し入れがしづらいと感じるときにはなんらかの原因でかごの高さとフロアの高さが合わず
段差が生じてしまっているかもしれません。
段差が生じるのは老朽化がかなり進んでいるサインの可能性があります。使用する方が気付く程段差が生じている場合には危険な状態の場合も多いです。

「こんな些細なことで保守会社を呼んでいいのだろうか」とためらってしまうかもしれませんがどんな些細なことでも気になることがございましたら
お気軽にお問い合わせください。

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