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小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の巻上機の劣化はどんな影響がある?

2022.12.27
用語解説 基礎知識

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の定期検査の項目に巻上機の綱車と主索のかかりという項目が設けられています。これは巻上機の綱車と主索のかかりとは主索(主ワイヤーロープ)がかかっている巻上機の綱車(シーブ)の溝の摩耗具合を確認する項目です。今回は巻上機に関する定期検査項目のひとつである綱車と主索のかかり、綱車の摩耗について解説いたします。

>>定期検査についての解説はこちらから

綱車の溝の摩耗の影響とは?

巻上機の綱車の溝が摩耗していくと溝に主ワイヤーロープが入り込んでしまいます。主ワイヤーロープが綱車の溝に入り込んでしまうと、制御器が停止する命令を出しても主ワイヤーロープがスリップしてしまい、正しい位置で停止できず段差の発生に繋がります。この段差の発生によって老朽化に気付かれるお客様も多いです。さらに、綱車の溝が摩耗したまま使用を続けると主ワイヤーロープが傷みます。せっかく状態の良い主ワイヤーロープを使っていても劣化が早くなってしまいます。

要是正を解消するためには

綱車と主索のかかりの要是正を解消するには巻上機の交換が必要です。巻上機は現場に合わせた仕様で製作を行うため、製作期間が必要となります。保守点検や定期検査で指摘があった際は早めに修繕をご検討いただければと思います。交換をご検討の際はマイクロエレベーターまでご相談ください。

>>定期検査報告の「要是正」と「要重点点検」についての解説はこちらから

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