小荷物専用昇降機（ダムウェーター）には、昇降かごを停止するための「リミットスイッチ」という部品があります。今回は、リミットスイッチについてご説明致します。

リミットスイッチの役割

小荷物専用昇降機のリミットスイッチ（別名：昇降路スイッチ・着床スイッチ）は昇降するかごを停止するための機器です。かごに付いているカムと呼ばれる部品がリミットスイッチに接触するとかごが停止します。

役割として、指定した階への着床位置の検知、最上階・最下階にはかごが行き過ぎた際に運転を停止させます。また、操作盤のインジケーターでかごの停止位置を表示させる役目も果たします。

リミットスイッチの種類

リミットスイッチの規格には接触式と非接触式があります。接触式はリミットスイッチとカムが物理的に接触して作動します。非接触式にはカムとスイッチに磁石を搭載し通過時に作動するものや、スイッチに光電センサーを採用しカムがセンサーを通過すると作動するもの等があります。

近年では非接触式が主流となってきています。 リミットスイッチが劣化・故障すると、着床位置が定まらず段差が発生する、かごが着床しているが操作盤の表示が点かない、指定した階に停止せずに通過してしまう等の症状が発生する恐れがあります。

安心・安全に末永く小荷物専用昇降機をご利用いただくために定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスや修理に関するお問い合わせはマイクロエレベーターまでお気軽にお問い合わせください。

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リミットスイッチの施工事例をご紹介！

事例①　リミットスイッチの交換

運営元の会社：株式会社 マイクロエレベーター　

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