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小荷物専用昇降機と簡易リフトの違いとは?

2026.08.18
法律・法規 基礎知識
小荷物専用昇降機と簡易リフトの違いとは?|小荷物専用昇降機(ダムウェーター).com

倉庫や工場などで荷物を運ぶために使われる設備には、いくつかの種類があります。そのなかでもよく比較されるのが、小荷物専用昇降機と簡易リフトです。見た目は似ていますが、適用される法律や設置できる場所には明確な違いがあります。この記事では、それぞれの特徴や違い、手続きや点検についての基本情報を分かりやすく解説します。

小荷物専用昇降機と簡易リフトの違い

小荷物専用昇降機と簡易リフトは、法律上の定義やカゴのサイズ基準が異なります。
小荷物専用昇降機は、建築基準法という法律に基づいて設置される設備です。カゴの床面積が1平方メートル未満で、かつ高さが1.2メートル以下のものを指します。両方の条件を同時に満たす必要があり、一般的にはダムウェーターや小型エレベーターとも呼ばれます。主に学校や飲食店、病院、オフィスビルなどの施設で、食事や書類、小荷物を安全に運ぶために使われます。人が乗り込むことは法律で禁止されています。

簡易リフトは、労働安全衛生法という法律に基づいて設置される設備です。カゴの床面積が1平方メートル未満、または高さが1.2メートル以下のものを指します。どちらか片方の条件を満たしていれば該当するため、小荷物専用昇降機よりも大きなカゴを設置できる場合があります。主に工場や倉庫で荷物を運搬するために使われます。簡易リフトも人が乗ることは禁止されています。

適用される法律と確認申請など手続きの違い

関係する法律が異なるため、設置する際の手続きや点検の義務にも違いがあります。

項目:       小荷物専用昇降機                      簡易リフト
適用法律:     建築基準法                            労働安全衛生法
主な設置場所 :    飲食店、学校、病院、オフィスビル      工場、倉庫、作業場
カゴのサイズ :    床面積1㎡未満 かつ 高さ1.2m以下       床面積1㎡未満 または 高さ1.2m以下
主な手続き :      建築確認申請(必要な場合)            労働基準監督署への届出(必要な場合)
人の乗車 :        不可/不可

小荷物専用昇降機を設置する際は、建物の計画が法律に適合しているかを確認する建築確認申請という手続きが必要になることがあります。設置後も安全な状態を保つために、定期的な点検と報告が義務付けられています。

簡易リフトは、労働基準監督署への設置届出が必要になる場合があります。工場などで働く作業員の安全を守るため、事故を防ぐ構造や安全装置の設置が求められます。

用途に合わせた正しい昇降機の選び方

どちらの設備を導入すべきかは、設置する建物と運用目的によって決まります。

飲食店や学校、病院などの一般施設に設置する場合は、小荷物専用昇降機を選びます。省スペースで導入でき、料理や書類などを清潔かつ安全に運ぶことができます。

工場や倉庫などで大きな資材を運ぶ場合や、作業効率を高めたい場合は簡易リフトが適していることがあります。

設備の選択や手続きについて判断に迷う場合は、建築基準法と労働安全衛生法に詳しい専門業者にご相談ください。建物の環境や運ぶ荷物の種類を確認した上で、最適な設置プランをご提案いたします。

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