現場は茨城県内の中学校です。弊社にて点検作業を行っていたところ、カウンターウェイト(つり合い重り)を走らせるレールを固定するレールブラケット(留め金具)の溶接が3箇所はがれているのを確認いたしました。レールブラケットの溶接はがれが進行していくとレールブラケットがレールから外れて昇降路に固定されなくなり安定した昇降ができなくなる恐れがあります。また、建築基準法に定められている定期検査においても要是正となる状態です。学校及び教育委員会へ報告を行いまして、是正作業を行うことになりました。作業内容は既存のレールブラケットを撤去し新しいブラケットへ交換する作業です。
作業の流れは下記のとおりです。
小荷物専用昇降機のレールブラケットは昇降路の中にあるため、ご利用者様には状態の確認をすることが困難です。昇降路内の確認・点検は専門的な知識がある作業員が行わないと危険も伴います。小荷物専用昇降機を使用している中で不具合・異常を感じた場合は弊社マイクロエレベーターまでお気軽にお問い合わせください。