施工・修理事例

Case

滑車から外れていたワイヤーロープを復旧

  • 設置場所
    その他施設
  • 施工機器
    小荷物専用昇降機(テーブルタイプ)
  • 施工種別
    修理
  • 施工内容
    滑車から外れていたワイヤーロープの復旧
滑車から外れていたワイヤーロープを復旧|小荷物専用昇降機(ダムウェーター).com
滑車から外れていたワイヤーロープを復旧|小荷物専用昇降機(ダムウェーター).com
Before
滑車から外れていたワイヤーロープを復旧|小荷物専用昇降機(ダムウェーター).com
After
滑車から外れていたワイヤーロープを復旧|小荷物専用昇降機(ダムウェーター).com

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)はお客様の大切な荷物を運ぶ機械です。安心して長くご利用いただくためには、定期的な保守メンテナンスが必要となります。

以前、どの会社の保守メンテナンスにも加入していないというお客様から、小荷物専用昇降機(ダムウェーター)を動かすと異音がする、というお問い合わせをいただきました。お話を伺ったところ、以前は保守点検に加入されていたのですが、今はどの会社にも点検をお願いしていないとのことでした。

異音の原因は・・・

弊社にて調査したところ異音は、昇降かごを吊っているワイヤーロープが滑車から外れて、滑車の軸に当たっていることが原因でした。動かすたびにワイヤーロープが滑車の軸を擦るように動く状態にあり、異音はこの擦れるときに発生していました。もっと発見が遅れていた場合は、ワイヤーロープが摩耗して切れてしまう可能性もあり、大変危険な状態でした。

幸いお客様がすぐ異音に気づき早期発見できたため、滑車の正しい位置にワイヤーを掛け直して復旧することができました。小荷物専用昇降機(ダムウェーター)は自動車と同じように「動く機械」です。長年ご使用になると劣化が発生し、ボルトなどの金具に緩みが発生することもあります。今回の事例の原因になった、ワイヤーロープの張り(テンション)が緩くなっていないかどうかも点検メンテナンスで確認いたします。もし定期的な点検にご加入いただいていれば事前に防ぐ事ができる可能性があります。

適切な維持管理のために

このように定期的な保守メンテナンスは、機械の動作や安全機能の状態を確認することで、事故や故障のリスクを最小限に抑える役割があります。点検で異常が見つかった場合には、早期に発見し修理することで、機械の安全性を維持することができます。

保守メンテナンスは、法的要件を満たすためにも必要となり、専門技術を有するものに保守点検を依頼するなど、適切な維持管理をしていただきますようお願いいたします。

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