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防火設備となる遮炎・遮煙戸について解説!

2022.11.30
設置のポイント 製品情報 法律・法規 基礎知識

遮炎・遮煙性能を有する戸についてご紹介します。

煙や炎を防ぐために重要な「出し入れ口」

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の昇降路(エレベーターシャフト)は煙突状の構造をしているため、万が一、下の階で煙や炎が出た場合、昇降路を通って上の階にも容易に煙が回ってしまう恐れがあります。それを防ぐために重要なのが「出し入れ口の戸」になります。

このような竪穴区画に適用するため、最新の小荷物専用昇降機の戸は、隙間を少なくして防火設備に対応した戸の構造となっています。

また、戸が開いた状態が長時間放置されることに注意を促すため、3分以上開放されたときには戸開放警報のアナウンスやブザーが鳴る仕組みも付属されています。

>>戸開放警報に関してはこちらをご覧ください「小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の扉の閉め忘れにご注意ください!」

マイクロエレベーター製品の対応

小荷物専用昇降機の出し入れ口戸は、建築基準法施行令およびJEAS207(日本エレベーター協会標準)に準じた構造とすることで、平成12年建設省告示第1360号に定める遮炎・遮煙性能を有する防火設備とみなされています。そのため、マイクロエレベーターの製品では、戸当たり部分に難燃性ゴムを用いて相じゃくり構造とし、枠との隙間も規定内にすることで防火設備の条件に該当した作りになっています。

建物の構造により、昇降機工事だけでは防火設備が適応できない場合や、個別に行政指導が出される地域もございますので、現場ごとに確認が必要になります。

遮炎・遮煙戸について詳しく知りたい方もお気軽にご相談ください。

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運営元の会社:株式会社 マイクロエレベーター 

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