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小荷物専用昇降機(ダムウェーター)のリニューアル工事とは?

2025.01.08
用語解説 基礎知識

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)は、機械ですので使い続けていると部品が壊れたり、摩耗が生じたりして不具合が発生します。その場合は、修繕を行い新しい部品に変えることで、安全に昇降機を使用することが必要です。

リニューアル工事の種類について

完全撤去

すでに設置されている機器を全て撤去し、新設する方式です。

▲小荷物専用昇降機の撤去

準撤去

ガイドレール、出し入れ口の枠などの一部の既設機器を再利用してそれ以外の機器(かご一式、つり合い重り、巻上機、制御盤等)を入れ替える方式です。

制御リニューアル

制御装置関連機器、駆動装置関連機器を中心に入れ替え、制御方式を更新する方法です。

制御装置関連機器とは、制御盤や操作盤などの電気部品のことを指し、駆動装置関連機器とは、巻上機や主策(主ワイヤーロープ)を指します。

▲巻上機改修
▲制御盤改修

部分改修

リニューアル工事とは別ですが、上記以外のカゴや内扉、外扉などは改修工事として修繕を行います。

リニューアルを行うことのメリット

既設の昇降機から新しい昇降機へ修繕することによって、安全性が向上し、事故の発生リスクを減らすことができます。飲食店や学校など食べ物を運ぶ環境にある場合、カゴや扉が錆などにより衛生面が気になると思います。その場合、リニューアルすることで衛生面も向上されます。

リニューアルの時期

小荷物専用昇降機の耐用年数は、使用される環境、使い方や使用頻度によって様々ですが、一般的には20~25年を目安と言われています。この耐用年数は、保守メンテナンスを定期的に行っていることが前提となり、小荷物専用昇降機全体の耐用年数となります。部品によって交換基準が異なるため、劣化した部品を予防保全として交換するなどの条件をクリアする必要があります。耐用年数や各部品の交換基準年数がありますが、不具合や異常を感じたら直ちに使用を止め、リニューアルや修繕をすることが必要です。

部品の多くは、一般の方が入ることが出来ない昇降路や機械室に備え付けてあります。不具合をいち早く見つけ故障を防ぐためには、専門業者によるメンテナンスを行い、早急に修繕をすることが安心・安全に繋がります。

▼メンテナンスについて詳しく知りたい方はこちら!

お問い合わせはマイクロエレベーターまで!

現場確認が必要にはなりますが、マイクロエレベーターで設置していない小荷物専用昇降機でも、撤去工事やリニューアル工事、メンテナンスの対応は可能です。お困りごとがございましたら、マイクロエレベーターまで一度ご連絡ください!

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