小荷物専用昇降機(ダムウェーター)には、インターホンが備わっています。今回はインターホンの役割と様々な種類の特徴について、ご紹介致します。
インターホンは各階に設置されており、各階と連絡を取るために使用します。安全に昇降機を使用するためにはとても必要な部分で、昇降機の使用時に各階にいる方にインターホンで昇降機を動かして良いかどうか、安全を確認することによって事故や怪我を防ぐことが出来る大事な役割を担っています。
形は電話機と同じように、本体と受話器がコードで繋がっており使用時に受話器を手に取って通話をします。受話器を耳に近づけて話が出来るので声が聞きやすくなり、通話する方も声が漏れにくく、作業中で騒がしい場合でも通話がしやすくなります。しかし受話器を持って通話ようになるので、手が塞がっている場合は使いにくくなってしまいます。
受話器を持たずに通話が可能で、手が塞がっていても通話すること出来ます。しかし、周りの声も拾ってしまうので、作業中で周りが騒がしい場合は聞こえにくくなってしまうことがあります。
インターホンには通話方式があり、親子式、相互通話方式、複合式があります。例えば、3停止の小荷物専用昇降機(ダムウェーター)を使う場合、親子式にすると1階-2階・1階-3階だけの通話が可能です。2階-3階での通話が出来ないため、その場合、相互通話式か複合式にする必要があります。
現行の機種(通話方式)から違う機種(通話方式)へ交換する場合、変えるインターホンにあった電圧に出力する必要があるため、事前の確認が重要です。
通話中にノイズが入る、音が小さい、呼び出しても反応がない、通話が出来ないなどの不具合が発生した場合、インターホン本体やインターホン用の配線、インターホン電源に原因があることが考えられます。
通話するための部品ではありますが、昇降機を安全に使用するためには必要な部品です。不具合が発生したらマイクロエレベーターまでご連絡ください。
ハンズフリータイプから受話器タイプに交換したい、通話方式を変えたインターホンに交換したいなど、環境やご使用になる方に合わせたインターホンにしたいとご検討の方はぜひ、マイクロエレベーターまでお問い合わせください!