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荷物が手元に届くまでの小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の仕組み

2025.04.16
用語解説 小荷物専用昇降機の仕組み 部品解説 基礎知識

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)は、500kgまでの荷物を運ぶための昇降機です。小荷物専用昇降機にはフロアタイプやテーブルタイプの種類がありますが、運ぶ仕組みは同じです。その仕組みについて解説致します。

①操作盤で昇降カゴを呼ぶ

荷物を今いる階層から操作盤を使用して呼ぶと、制御盤に指令が届き、そこから巻上機に指令が入ります。そうすると巻上機が動き、巻上機の溝車に通っている主ワイヤーロープによって荷物を入れている昇降カゴが上げ下げされます。

▼操作盤の使い方について詳しく知りたい方はこちら!

②運ばれた昇降カゴが止まり荷物を運ぶ

主ワイヤーロープによって吊られている昇降カゴは、リミットスイッチによって到着階に止まります。

リミットスイッチには、接触型と非接触型があります。接触型とは、昇降カゴ側についている「カム」がリミットスイッチの「コロ」を蹴って停止する仕組みになっています。非接触型とは、昇降カゴに磁石、リミットスイッチに磁石を検知するスイッチがついており、リミットスイッチが磁力を検知すると止まる仕組みになっています。

③扉を開けて荷物を受け取る

昇降カゴが目的階に止まったら、外扉と内扉を開けて荷物を取り出します。外扉は、中央から上下に開く2枚戸上下開き式と、下から上へ持ち上げる一枚押し上げ式があり、その扉を開けると、昇降カゴについている内扉が現れます※内扉は現場によっては安全棒や半扉になっている場合もあります※。内扉を開けると荷物が入っています。

外扉や内扉はワイヤーロープによって持ち上げられ、開くことが出来ます。(一部除く)

▲外扉が閉まっている状態
▲外扉を開け、内扉が閉まっている状態
▲内扉を開き、昇降がごが開いている状態

荷物が届くまでには、様々な部品が動いています

使用される方の操作としては操作盤で昇降カゴを呼ぶだけですが、荷物が届くまでには各部品が動き昇降カゴを運んでいます。そのため、安全に荷物を運ぶためには各部品の点検やメンテナンスを行い、常に安全な状態に保つ必要があります。

お問い合わせはマイクロエレベーターまで!

マイクロエレベーターでは、点検やメンテナンス、修繕の対応を行っております。小荷物専用昇降機の不具合やお困りごとがございましたら、マイクロエレベーターまでお問い合わせください!

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