東京都内の給食センターに設置されている小荷物専用昇降機（ユニットタイプ）の扉用ワイヤーロープを交換いたしました。交換前の状態はワイヤーロープの素線切れが進行し破断間近でしたので（下部の画像をご参照ください）大変危険な状態でした。今回の現場は扉１か所あたり２本のワイヤーロープで吊っているため、仮に１本のワイヤーロープが切れても扉が落ちてくる可能性は低いですが、切れた状態で使用すると思わぬ事故・ケガの恐れがありますので、早急に交換することを推奨いたします。

　また、扉用ワイヤーロープの状態については基本的に昇降路内からでないと目視確認することができません。出し入れ口扉はご利用者様が頻繁に触れる部分ですので点検・メンテナンスを行っていない方は、快適に・安全に昇降機をご利用いただくためにも定期点検の加入をご検討いただくと良いと思います。

扉の開閉が重くなった・途中で引っかかる感じがする・開ききらない・閉まりきらないといった症状が出ている場合はワイヤーロープが破損している可能性があります。特殊な仕様の扉でない限りは１か所あたりおおよそ１時間かからずに交換することができます。

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