

学校給食の現場は、大型の換気扇や調理器具の洗浄音など、常に大きな音が響いています。そのため、小荷物専用昇降機(ダムウェーター)に標準装備されているインターホンだけでは、その音声が騒音に消され、「連絡が聞こえない」という深刻な課題が生じることがあります。
給食の配膳や回収の際、小荷物専用昇降機用のインターホンを用いて各階と連絡を取り合いますが、標準の内蔵スピーカーの音量では、調理中の激しい音に遮られてしまいます。何度も聞き直したり、インターホンに歩み寄って耳を澄ませたりすることは、分刻みの作業が求められる給食調理の現場において、効率低下やストレスの原因となっていました。

この課題を解決するため、既存のインターホンと連動する形で、各階に外部の「高音量スピーカー」を増設する施工を実施しました。

外部スピーカーの設置により、調理作業の手を止めることなく、離れた場所からでも各階からの合図や指示をはっきりと聞き取れるようになりました。現場の環境に合わせた提案により、安全で円滑な給食運営を支えていくことができます。
