東京都内の小学校に設置している給食運搬用の小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の操作盤にステンレス製の保護カバーを設置いたしました。こちらの学校は2階と3階の小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の出し入れ口が廊下に面しているため児童が触れることができる環境にありました。
小荷物専用昇降機(ダムウェーター)は基本的に電源が入っており、運転キーがONで各階の扉が閉まっている状態ですと動きます。
そのため、児童が誤って操作して機器を動かしてしまった事例がありました。また、イタズラで操作盤のボタンを壊されたり傷付けられたりすることもありました。児童の操作やイタズラを防ぐため鍵付き(各階共通、1か所あたり2本)の保護カバー取付を提案しご注文いただきました。操作盤は各メーカーで大きさが異なるため現場に合わせた保護カバーを製作し設置しております。
作業の流れは下記のとおりです。
1.各階三方枠に保護カバーを合わせる
2.ビス留め用の下穴を三方枠に開ける
3.保護カバーを取り付けて鍵の施開錠を確認
4.各階の動作確認を行い、異常ないことを確認してからお引渡し
作業時間としては30分程度で完了いたしました。
弊社にて保育園や小学校に設置している小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の工事や点検を行っていると園児や児童が寄ってきて見に来ることがよくあります。好奇心旺盛のため昇降路の中や機器の造りなどが気になるのだと思います。そんなお子さんですので操作やイタズラなど思わぬ動きをされることがありますので、同じような環境の現場では保護カバーの設置を推奨いたします。