現場は千葉県内の小学校です。給食運搬用に使用している小荷物専用昇降機の電気まわりの部品(制御盤、操作盤、リミットスイッチ、ドアスイッチ、塔内配線)が老朽化のため更新のご依頼をいただきました。部品製作のため現場調査を行ったところ、屋上にある機械室から昇降路への既設配線がコンクリートで埋まっていたため、新しい配線を通すためにコンクリートの床に穴を1箇所開けるコア抜きを協力会社と行いました。
作業の流れは下記のとおりです。
今回作業に要した時間は2時間程です。
コア抜き工事の場合、建物の基礎となるコンクリートに穴をあけるため、土台となっている鉄筋を切ってしまわないように鉄筋の位置を調べてから穴をあける必要があります。今回の現場では電磁波レーダーを使用した鉄筋探査を行い、鉄筋がない箇所に穴をあけました。また、穴をあける際には機械の先端に工業用ダイヤモンドを埋め込んだダイヤモンドビットを取り付けて水を流しながらコンクリートに穴をあけていくため大きな音と振動が発生してしまいます。今回は小学校のため、児童が下校した後の時間に作業を行いました。
弊社マイクロエレベーターでは小荷物専用昇降機に関する事でしたらご対応できますのでお困りの際は是非お問い合わせ下さい。