学校に設置している小荷物専用昇降機のドアハンガーを交換いたしました。ドアハンガーは扉上部にあり、扉のストッパーの役割とワイヤーロープをスムーズに動かすためのプーリー（滑車）が付いています。交換の経緯は学校から「扉の開閉が重いので見に来て欲しい」と問い合わせが入り、現場に急行しますと、ドアハンガー（画像の部品）のレール部が折れてしまっていました。到着後に状況を聞いてみたところ、昇降中に大きな音がしたことがわかりました。折れた原因としましては、昇降かごから積荷がはみ出た状態で小荷物専用昇降機を動かしたことで積荷がドアハンガーに衝突し引っかかってしまいレールが折れてしまいました。こちらの現場は昇降かごの出し入れ口が２方向での開口がある貫通式でかつ安全棒の仕様のためすき間が多く積荷が出やすい造りになっていました。

　ドアハンガーは現場によってレールの長さ、ワイヤーロープを通しているプーリーの位置、ワイヤーロープを通す場所が異なりますので製作品になります。部品交換が完了するまで小荷物専用昇降機は使用停止とし、急ぎ部品の手配を行いました。交換作業は１時間程度で完了しお引渡しいたしました。

　小荷物専用昇降機の使用中に大きな音がした際は機器故障の可能性が高いため使用を控えることをお勧めいたします。機器の故障・部品交換等、小荷物専用昇降機に関することでお困りの際は是非マイクロエレベーターまでお問い合わせください。

▼小荷物専用昇降機に関する事なら是非マイクロエレベーターへ！