工場長
タイガー
先日の夕立で近くに雷が落ちて、工場が一瞬停電したんです。そのとき小荷物専用昇降機(ダムウェーター)が荷物を載せたまま止まってしまって…。夏ってこういうトラブル、多いんですか?
MEC
タイガー
実は多いんです。夏は雷・台風・停電という、昇降機にとって天敵の季節。毎年7〜9月はこうしたご相談が増えます。今日は夏ならではのリスクと備えをお話ししますね。
落雷の瞬間、電線を通じて異常な高電圧(雷サージ)が建物に流れ込むことがあります。昇降機の頭脳である制御基板は電圧の変化にとても敏感で、直撃でなく近所への落雷でも故障することがあります。「雷の日から動きがおかしい」というご相談は夏の定番です。
屋上や最上階の機械室に雨水が入り込んだり、豪雨で昇降路(かごが通る縦の空間)に水が回ったりすると、モーターや電気系統の故障につながります。機械室の窓・換気口まわりの雨仕舞いは、台風シーズン前に一度確認しておきたいポイントです。
夏は雷や電力需要の増加で停電が起きやすい季節です。停電すると昇降機はその場で停止します。冒頭の工場長タイガーさんのように「荷物を載せたまま止まった」というケースがよくあります。
工場長
タイガー
まさにそれです!停電で止まったとき、どうすればいいんでしょう?エレベーターみたいに「閉じ込め」が心配で…。
MEC
タイガー
ご安心ください。小荷物専用昇降機は人が乗らない設備なので、エレベーターのような閉じ込め事故の心配はありません。ただし、復旧のときにいくつか注意点があります。
電気が復旧したら、動かす前にチェック
✅ 焦げたようなにおい・異音がしないか
✅ 操作盤の表示ランプがふだん通りか(エラー表示・点滅がないか)
✅ 扉の開閉がスムーズか
✅ 荷物を載せたまま止まった場合は、最初の1往復は空荷で試運転
ひとつでも「おかしいな」と感じたら、無理に動かさず保守会社へ連絡してください。雷サージによる基板の不調は、使い続けると症状が悪化することがあります。
工場長
タイガー
よく分かりました。ところで、うちの工場は夏に長めの夏季休業があるんですが、そういう時期に点検や修理をお願いすることってできるんですか?
MEC
タイガー
むしろ夏はいちばんのおすすめシーズンなんです!
小荷物専用昇降機の点検やリニューアル工事には、設備を止められる期間が必要です。ふだん毎日使う設備だからこそ、止めても困らない「夏の休み」は絶好のタイミングです。
| 施設 | 狙い目の期間 | おすすめの内容 |
|---|---|---|
| 学校・保育園 | 夏休み(7月下旬〜8月) | 給食用昇降機の点検・部品交換・リニューアル |
| 飲食店 | お盆休み・夏季休業 | 繁忙期前の総点検・扉やワイヤーの交換 |
| 工場・倉庫 | 夏季休業(お盆前後) | 制御リニューアル・モーター交換など大きめの工事 |
💡 夏の工事は早めのご予約を。
夏休み・お盆は工事のご依頼が集中する時期です。「休みに合わせて直したい」とお考えの方は、1〜2ヶ月前のご相談がおすすめです。日程に余裕があるほど、部品の手配や工事日の調整がスムーズに進みます。
夏は雷サージ・台風の浸水・停電という昇降機の3大リスクが重なる季節。停電や落雷のあとは慌てて動かさず、においや異音のチェックを。そして夏休み・お盆は、設備を止められる点検・リニューアルの絶好機です。「うちの昇降機、そろそろ見てほしい」という方は、お気軽にご相談ください。東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木を中心とした関東圏で対応しております。