民間企業様の小荷物専用昇降機(ダムウェーター)を修理しました。全体的に老朽化が進んでおり、定格積載量を積むと動かない状態でした。

既存レール、カゴ、骨格部分を残し、電気系部品と巻上機をリニューアル。

私たちの強みは現場にあわせて、複数ある中から電気系統、巻上機などを選定して、修繕ができるところです。今回は、基本的な骨格部はそのまま、劣化が進んでいる箇所を修繕したいという、お客様のご要望があり、修理のご提案～施工させていただきました。

〇制御盤交換

↑旧)制御盤を　↓インバーター式の新)制御盤に交換。

事前情報が少なかったため、各部品の型式確認、必要な配線の長さの計測など、何度も現場調査をさせていただきました。お客様には、その都度、作業の手を止めていただき、申し訳なかったです。

〇巻上機交換

↑旧)巻上機を　↓新)巻上機に交換。

その他、電気関係一式を交換をしました。今までは、各階操作盤にある、行き先釦を押しても反応しない階がありましたが、操作盤も交換したので、どの階からでも、動かすことができるようになりました。

工事は平日朝9：00～18：00頃には終了しましたが、この内容の修理の場合、部品製作納期として、約三ヶ月かかる場合があります。もし小荷物専用昇降機(ダムウェーター)が故障して、動かせない状態だったらと考えたら、この三ヶ月間は地獄を見ることになるかもしれません。

そうならないためにも、小荷物専用昇降機(ダムウェーター)に異常を感じたら、すぐ専門業者にご相談をおススメいたします。

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